それでは2019年年末休暇に行ったベトナム旅行記の4日目を書いていきたいと思います。
このベトナム旅行の実質最終観光日となります。1日かけてハノイの街を散策する予定としております。
ツアー予約はしておらず、事前に調べていた場所へ自らの足で向かい観光をしていく予定としてます。
それでは書いていきたいと思います。よろしくお願いします。
朝食
ホテルのレストランにて朝食をいただきます。
洋食+ベトナム料理といったラインナップです。生春巻きがヘルシーで朝から食が進みます。
ハノイ散策
朝の涼しい時間帯から、早速ハノイ散策&観光の開始です。
ホテルは7時15分くらいに出発して、まずはホーチミン廟を目指して歩いて行きます。
この日は年末大晦日ということもあり、道路を行き交う車・オートバイなどはだいぶ少なめな感じとなっています。
ホーチミン廟まえの広場
ホテルからおよそ30分ほど歩いてホーチミン廟の前の広場に到着です。
かなり綺麗に整備されていて、清掃も行き届いておりとても綺麗です。見張りの兵士もちらほらと見受けられ、ベトナムの英雄を祀っている場所ということもあり、非常にピシッとした空気を感じます。
ホーチミン廟
事前に調べていた情報では、午前中の早い時間に限ってホーチミン廟に安置されている永久保存されているホーチミンの遺体を見学することができるということだったため、まずは入口を探すことに。
ややわかりづらかったのですが、無事にホーチミン廟の入口を発見。
エントランスはベトナム人の外国人に分かれて受付を行っており、私たちは外国人の列に並ぶことに。かなり多くのベトナム人が列をなしていることに少々驚きを感じました。
ここでは、やや大きめの手荷物(リュックサックなど)は受付に預ける必要があるため、注意が必要です。ボディバッグのような小さめのものについては持ち込み可能です。
中に入ると写真撮影が禁止となってます。
観光客も20人くらいで1グループとなり、そこから2列に整列するように指示を受けます。
そこからホーチミンの遺体が安置されている廟に向かって、グループごとに間隔を開けて進んでいくこととなります。
先頭に銃剣を抱えた兵士が先頭を切り、2列を成した観光客がそれについていく形となり、最後尾にも銃剣を抱えた兵士が付いてきます。
ここからは写真撮影は厳禁&おしゃべりも禁止で、歩いていく際に列を乱したりするとすかさず兵士から“怒りの声”がかかります。
ホーチミン廟の内部はクーラーが効いてひんやりとしてます。
内部入り階段を降りていくと、小さな遺体安置室に通されます。その部屋の中央に永久保存処理をされたホーチミンの遺体と部屋の4隅に銃剣を携えた兵士がいます。
この部屋はさらに低い温度に設定されているようで、半袖ではやや寒いくらい、です。
観光客は立ち止まることは許されず、一定のスピードで進みながらの見学となります。かなり緊張した空気が漂っている空間となっています。
ホーチミン旧宅&博物館
ホーチミン廟のあとは、ホーチミン旧宅の見学となります。
大きな庭園となっており、そこかしこにホーチミン氏に所縁のある建物があります。元々ここに建てられたものと、移設されてきたものかの区別がつかないのですが、庭園も綺麗に整備されており、なかなか見応えがあります。
途中、お菓子の自動販売機を発見。カラムーチョが売られてました。
東南アジアで絶大な人気のあるドラえもんを全面にだしたパッケージです。
その後は博物館の見学です。
小休憩
博物館を出たら、続いてはタンロン遺跡の見学です。距離も離れてはいないので徒歩で移動です。
途中、小休憩&小腹が空いたこともあり、途中に目のついた地元ローカルな軽食屋に立ち寄ることにしました。
ここではサイゴンビールとバインミーを食べることにしました。
やはり安定の旨さです。
タンロン遺跡
小休憩のあとはこの旅二つ目の世界遺産となる“タンロン遺跡”の観光となります。
軽食屋からは目と鼻の先で、すぐに到着。
さすが世界遺産として登録されていることもあり、すごく綺麗に整備がされてます。
ランチ
タンロン遺跡の観光のあとはベトナム軍事博物館に行く予定としており、そのままの足で博物館へ。
到着は11時過ぎだったのですが、11時半くらいから昼休憩に入ってしまうということで、急遽軍事博物館の隣にあるカフェで少々早めのランチを摂ることにしました。
ここがまたいい雰囲気のカフェです。
ここでもバインミーを食べることにします。
正直、この店のバインミーはやや微妙な味です。先ほど食べた地元ローカルなお店の方が、味も値段も良かったと思います。
文廟
ランチの後は、菅総理が総理大臣就任後にベトナムへ外遊した際に訪問した“文廟”へ向かうことにしました。
軍事博物館から歩いて10分ほどで到着です。
ここもかなり綺麗に整備されており、またさまざまなものが展示されており、非常に見応えがありました。
ベトナム軍事博物館
続いてベトナム軍事博物館の観光です。
ここも色々なものが展示されており、かなり見応えありです。
インスタ映えスポット
現在は観光目的で線路に立ち入ることは禁止されているようで、私たちは控えめに外からの見学&写真撮影。
The東南アジアの線路、といった異国情緒満載の光景です。
聖ヨセフ大聖堂
続いては聖ヨセフ大聖堂です。
マレーシアなどでも教会を見たことがあるのですが、それらを遥かに超える大きさの教会です。
内部も公開されており、しっかりと見学を実施。本日は大晦日ということもあり、教会としてミサ?を予定しておるようで、神父さん達が慌ただしく準備をしてました。
かなり大きめのステンドグラスなどもあり、とても神聖で厳かな雰囲気です。
夕食
大聖堂のあとは街の中心“ホアンキエム湖”へ戻るべく、再び歩き始めます。
ホアンキエム湖についたら、何やらかなりの大音量での歌声とかなり多くの人々が集まっているのが見えてきました。
どうやらホアンキエム湖で年越しイベントが開催されているようです。
かなりの人混みをかき分けて歩いていきます。
今日はかなりの距離を徒歩で歩いたため、全員かなり疲労困憊&ランチもバインミーのみを食べただけだったため、少々早めの夕食兼休憩を摂ることにしました。
レストランはホアンキエム湖が一望できるお店を事前に見繕っていたので、そこに向かうことに。
私たちは予約をしないで行ったのですが、17時前までならばOKということで、なんとかお店に入ることができました。
フォー
レストランでは時間制限があったこともあり、腹5分目くらいにとどめていたので、続いてフォーを食べにいくことにしました。お店は初日に食べにいった場所と同じです。
やはりこのお店のフォーは絶品です。
ホテルへ
この日は早朝から歩き詰めでの観光だった&翌日は早朝5時半にホテルを出発するから必要があるため、早々にホテルへ引き上げることにしました。
途中、お土産屋さんを覗きつつ、買いそびれていたものを買いつつホテルへ帰還です。
まとめ
この日はハノイ市街の観光を行いました。
12月31日の大晦日、ということもあり、どこまで観光することができるのか、やや不安があったのですが、結果的に全ての場所の観光を行うことが出来ました。
特に印象に残ったのは、“ホーチミン廟”です。
初めて永久保存処理をされたご遺体を見たのですが、なんとも現実離れした光景で、しばらく言葉が出てきませんでした。
また、ホーチミン氏は自分の死後は、火葬をして遺灰を三つに分けたのち、北・中央・南ベトナムにそれぞれ埋葬して欲しい、と遺言を残されたそうなのですが、社会主義国家として国としての統一を行いたい政府要人の思惑で、それが叶わずに永久保存されている、ということを知り、とても切ない気持ちになりました。
ホーチミン氏の気持ちを優先したいが、政府側の思惑、またホーチミン氏のご遺体を見ているベトナム人を目の当たりにすると、正直どれが正しいことなのか、なんとも言えない気持ちです。
それでは今回はここまでとさせて戴きます。読んでいただき、ありがとうございました。
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