カンボジア旅行④ 3日目

2018年6月に行ったカンボジアの旅行記の3日目となります。

本日はついに、この旅行のメインともいえる“アンコールワット”を中心に観光する日となります。

この日も、現地ツアー会社で事前予約を実施した定番観光コースを巡ります。

昨日のベンメリアで、かなりの衝撃を受けたのですが、今日は一体どうなるのでしょう。

それでは書いていきたいと思います。

バルーンに乗って

この日の観光1発目は、“朝焼けのアンコールワットをバルーンに乗り、空中から見学“、から始まります。

そのため、ホテルを朝4時半頃に出発です。およそ20分ほど車で走って、目的のバルーン乗り場に到着。

He等のガスを入れて空中に浮くタイプのバルーンで、地上からのロープ(チェーン)に繋がれた状態で真上に上昇するだけの仕様です。

私たちは5時前くらいに到着したのですが、時間があまりにも早すぎたためか、まだ受付も開いていませんでした。また、僕ら以外のお客さんも見当たらず、非常に寂しい雰囲気だった。

その後、バルーンに乗り込んだのは、到着して約1時間が過ぎた6時前くらいです。

私たちと同じ時間に乗り込んだ他のお客さんは、1名だけと非常に少なく、ほぼ私たちで独占。

やはり雨期ということもあり、空はどんよりと曇っていて、太陽は完全に隠れている状態。

上昇開始から、およそ5分ほどで最上部まで上昇し固定。

そこからゆっくりと周りの景色を眺めることができます。

太陽を見ることはできませんでしたが、上空から見るアンコールワット周辺の景色は、すごくよかったです。切り開かれたジャングルの周りに田畑が広がっていて、そこに一直線に伸びる道路が走っていて、その先に見えるアンコールワット。幻想的的な景色に目を奪われます。

約20分ほどのバルーンによる上空からの見学でしたが、非常に満足です。
次の機会があったら是非、乾季の朝日に輝くアンコールワットを見てみたいと心から感じました。

朝食 ホテル

バルーンの後は、一度ホテルに戻り、朝食を摂ることになります。

昨日に続き、シーザーサラダと鶏ガララーメンのような食事は絶品です。

朝食を取り、軽く休憩をしたのち、再出発は8時半。
ここから、本日のメインとなる、アンコールワット及び周辺の遺跡観光の始まりです。

アンコールトム

まず最初に行った場所は“アンコール・トム”です。

平地に作られた寺院で、まだ復刻が完了していない部分が多々あるも、かなりの大きさの寺院遺跡です。

壊れていない&復刻が完了している場所については、実際に入ってり、触れたりして観光することができるようになっています。
いたるところに精巧な彫刻が彫られており、これらをじっくりと観ているだけでも全く飽きがきません。

また、所々に塔のような部分があり、そこに入ることもできます。
崩れるのではないか?という心配も若干ありますが、中に入ってみると、不思議とひんやりとした空気になっていて、上を向くと日光が差し込んでおり、非常に幻想的的な雰囲気です。

車まで向けて歩く

アンコール・トムの観光が終わった後は、歩きで車の場所まで移動です。
途中で観光客を乗せた象を見かけたり、野生の猿などを見ることもできた。

道中、左側に壁があるような場所を歩いたのだが、そのさらに奥には、苔むした池の中央にまっすぐ伸びた通路、そしてその奥に遺跡が見えました。

この遺跡も日本人からしたら、名前も知らない遺跡なのでしょうが、アンコールトムに匹敵するのではないかと思ってしまうくらいの雰囲気ある遺跡です。
時間の関係で中に入ることはできなかったが、非常に幻想的な遺跡だった。

その後も壁のようなものはずっと続いており、途中に象や蛇のような彫刻がなされていたりと、これらも圧巻の状況でした。

車が来るまで。。

車のピックアップ場所に到着したのですが、車はまだ来ておらず、しばしビールブレイクw
お約束の“アンコールビール”、約100円/缶、非常に美味しいです。

タプローム寺院

次は“タプローム寺院”へ。

入り口付近には、イラストを描いて売っている現地の人がいました。

サインペンを使って描いているのですが、それが非常に精密に描かれていて思わず目を奪われた。

中に入っていくと見えてくるのは、ガジュマルの樹に侵食され、所々が崩落している寺院の様子。
昨日のベンメリアに、なんとなく似たような雰囲気の場所です。

ただしこちらの方が、ガジュマルの樹が非常に荒々しく生えていて、ものすごい力強さを感じました。

この寺院の見所はなんと言っても遺跡に寄生しているガジュマルの樹々。人工的には絶対に作り出すことのできない自然の造詣の迫力を堪能することができます。

このタプローム寺院は、映画版トゥームレイダーのロケ地になったとのこと。

とにかく幻想的な光景を楽しむことができます。

昼食

その後は一度街に戻りレストランで食事休憩。
ここもツアーに含まれているレストランで、フランス料理風にアレンジされたカンボジア料理を食べることができました。

アンコールワット

午後からは、このカンボジア旅行のメインの観光地である本丸“アンコールワット”へ向かいます。

早朝にバルーンの上から全体像を観ていて、おおよその大きさというのはわかったつもりでいましたが、

実際に到着したら、まず最初に入り口前にあるお掘の広さにびっくり。かなり大きな掘が彫られており、その中になみなみと水が溜められていた。この時点でバルーンの上から見た情報というのは当てにならないな、と確信。

今までの遺跡もかなり大きいと思ってはいたがましたが、やはりアンコールワット。その他の遺跡と比べ物にならないくらい大きさだ、と中に入るのがますます楽しみになってきます。

堀を渡って、ゲートのような遺跡を通過。ってゆーか、この遺跡でも十分すごい、と思ってしまうくらい。

ゲートを通過すると、さらにそこには大きな広場が広がっています。
中央には、アンコールワットへ続く通路が敷かれていて、その左右には広大な広場があります。

そして、その通路のはるか先に、アンコールワット遺跡があります。

通路を進んでいざアンコールワットに近づくと、遺跡の直前に左右両方にこじんまりとした池があります。ここがかの有名な写真スポット。池の水面にアンコールワット遺跡が反射して、とても綺麗な写真が撮れる場所となってます。

この日は若干風が出ており、水面に波が発生していたため、あまり綺麗な写真を撮ることはできませんでした。

いよいよアコールワットの寺院内部へ入ります。
ここの中が、とにかく本当にすごいです。よくここまで復元したな、と思えるくらい綺麗になっています。
建物のサイズもそうですが、壁に掘られた彫刻なども精巧で言葉が出ません。

さらに奥へと進むと、祭壇のある部分へ。どうやらここが早朝にバルーンの上から見た建物と思われます。
今までとは比べ物にならないくらいの高さの建物で、本当に言葉が出てこないです。
これらを全て石を積み上げ・削って加工したとは思えないくらいの建物。現在の東南アジアの人間をみると、とてもじゃないがこんな成功で手間のかかる作業をやれるとは思えない。。。やはり古代の人というのはものすごいな、と思わずにはいられないです。

どうやらこの日は宗教行事の日のようで、一般観光客が上部に登ることは許可されていない日だった模様。残念ながら下から見上げての観光です。

この遺跡はまだまだ復元作業の途中のようで、部分部分に作業中である状況が見て取れた。これだけのものを復元するというのは、本当に気が遠くなるような作業だなぁ、と思う。
とにかく遺跡の規模や精巧ながら作りに圧倒されてアンコールワット遺跡を後にしました。

夕日を見に、、

その後は夕日を見るために“プレループ遺跡”へ。

ここは比較的こじんまりとした遺跡ではありますが、夕日を見るには抜群の遺跡のようです。
私たちは、夕日を見るには比較的早い時間にたどり着いたので、ゆっくりと遺跡自体の見学をしてから、遺跡上部の夕日スポットへ向かった。

待ち始め当初はさほどいなかった観光客が、日の入り時間が近づくにつれてどんどんと増えてきます。

18時過ぎくらいまで待ったが、やはりこの時期は雨期ということもあり、分厚い雲が邪魔をして、夕日を見ることが出来なかった。

夕食

その後は、街に戻りディナー&劇の鑑賞です。
これもツアーの中にインクルードされています。

劇場&レストランは、私たちが宿泊しているホテルのすぐそばにありました。

ガイドさんとはここでお別れをし、私たちのみで食事&観劇を実施。

劇の内容は正直全くわかりませんでしたが、料理は美味しく食べられた。

食事後はホテルに戻り就寝。

この日のまとめ

とにかく、この日は見るもの全てがすごかったです。
アンコールトム→タプローム→アンコールワットのコースはまさに圧巻です。

一番最初のアンコールトムを見た時から度肝を抜かれていましたが、タプローム、アンコールワットと見ていくたびに、その驚きが倍増していく感じです。

観光は上記の順番で回った方が、感動がより強くなると思います。ぜひ、観光される際は、上記の順番で回ることをお勧めしますっ!

それでは今回はここまでとさせて頂きます。読んで頂き、ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です