2018年6月に行きました、カンボジアの旅行記の続きを、書いていきたいと思います。
旅行2日目は、現地ツアー会社で予約をした“郊外にある遺跡の観光ツアー“となります。
それではよろしくお願いいたします。
朝食
朝食はホテル内のレストランで摂りました。洋食メニューのものが主体で、中華料理やカンボジア料理などが取り揃えられていました。
どれも大変美味しい料理でした。
私が特に気に入ったのは、見た目はラーメンのような料理で、スープも日本人に合うあっさり鶏ガラスープのような優しい味で、朝食にぴったりでした。
いざ観光開始
7時にガイドさんが車と共にホテルに到着し、本日の観光がスタートです。
平日の朝だからか、バイクの量は若干多目に感じます。バンコクやジャカルタなどと比べると、絶対量は全然少ないですが。
東南アジア“あるある“ですが、バイクに乗っている人の多くが、ヘルメットをかぶっていないです。
観光チケット発行
まず最初に向かったのは、アンコールワット遺跡群を観光するために必要となる、“観光チケット発行売り場“です。
上記チケット発行専用の施設があり、そこで顔写真を撮影して、チケットを購入します。
私たちは、4泊5日の日程だったため、7daysチケットを購入しました。
価格はUSD62。ちょっと高いかな、という気もしますが、アンコールワット遺跡群というのは相当な数があって、都度都度購入するよりかは、一括で購入した方が手間が省ける、かと思う。なかなかいいシステムだと想います。
カンボジアは、まだまだ主要産業が第一次である“農業”であり、観光で外貨を得るというのが、国の収入の大きな割合を占めているので、この価格も納得できる価格でしょうか。
チケット発行は15分程で完了し、再び車に乗り込み、郊外にある遺跡を目指して移動開始。
車中からの風景で驚いたのは、少し移動するだけで、新しい遺跡がどんどん出てくることです。
多くの人は、有名な“アンコールワット“だけが、頭に浮かぶのではないかと思うのですが、実際に現地に行くと、遺跡・遺跡・遺跡と畳みかけてくる遺跡に、ただただ驚かされると思います。
バンティスレイ寺院
まず最初の遺跡は“バンティスレイ寺院”です。
入り口付近は屋根なども朽ち果てていて、部分的に辛うじて彫刻などが残っているような状況。
ただし、石で作られた壁や彫刻などは、スリランカで見たものとは大きく異なり、非常に細かく精巧に作られており、目を惹かれた。
その後先に進むと、遺跡の広さにびっくり。全く聞いたことのない遺跡が、まさかこんなに広いなんて!
昔の貯水池跡を横目に見ながら、どんどんと奥へ進む。
しばらく歩くと、屋根を含めた建物の全体像が残る寺院跡に到着。
一部崩落の危険がある部分については、観光客が中に入らないように区画が敷かれていますが、大部分は観光客が実際に中に入ったり、手で触れることができるようになっています。
建物はどれも、想像の中のアンコールワットと同じような感じで、若干こじんまりとしているが、かなりの迫力です。壁に彫られている彫刻も、非常に精巧に彫られており、目を惹かれます。また、その彫刻自体にも触れることができる、というのがすごいです。触れると、歴史の重みを感じました。
クバール・スピアン
続いて向かったのは、“クバール・スピアン”です。
こちらは山の中に残っている遺跡で、途中までは車で進み、その後はひたすら山道を歩いて向かいます。
道中は、お世辞にも整備された道、という状態ではなく、非常に歩きづらかったです。木々の太い根が表面に出ていたり、大きな石もそこらじゅうに落ちている状況です。
私は、無謀にもサンダルで来ていたのでcすが、雨がまだ少ない時期だったこともあり、足元もぬかるんでいなかったため、なんとか踏破することができました。
遺跡は車を降りて、約40分ほど歩いたところにありました。
遺跡は小川の中に残されていて、神秘的な雰囲気に包まれているような印象です。
Preah Ang Thom Pagoda
続いては、Preah Ang Thom Pagodaです。←ここ、正直日本語名がわからないですw
ここは少しだけ山を登ったところにある寺院です。階段を登って、山の上の寺院を目指します。
途中までは、靴(サンダル)を履いたまま登ることができるのですが、途中からは素足で登らなければいけません。仏教寺院については、スリランカ旅行と同様に、神聖な場所に入る際は、素足・肌の露出を少なくする、といったルールがあるようです。
そのため、この寺院の入り口には現地の子供達がたくさん待機していて、参拝する人たちの靴を管理する、という仕事をしてます。
私たちのガイドさんは、子供たちにジャンケンをしてもらって、勝った1人に靴の管理をする仕事をお願いしてました。
そこからは、ジャンケンに勝った子供と一緒に階段を登っていきます。
中腹あたりで、靴を脱ぐ場所に到着し、子供に靴の見守りをお願いして、私たちはそのまま先に進みます。
山の上には涅槃蔵があり、そこからの景色はとても良かったです。
昼食
寺院の観光が終わった後は、お昼ご飯です。
現地のケータリングサービスのお弁当で、手作り感満載の休憩所で、Angkorビールと一緒に食しました。
日本人向けに作っているからなのか、味付けもよく、美味しく頂けました。
食事終了後は車に戻りがてら、滝を見学です。
滝壺部分から先にかけて、大きな水たまりにもなっており、かなり多くの現地の方や観光客が、水遊びをしてました。僕らも水に濡れていい格好をしていたならば、水浴びをするのもよかったなぁと思うくらいの雰囲気でした。
ベンメリア 天空の城 ラピュタ
その次は“ベンメリア”へ。
ここはジブリ映画“天空の城 ラピュタ”のような風景が見れる遺跡となってます。
石造りの遺跡のほとんどが崩落しているのですが、それがなんとも言えない郷愁を醸し出してます。
崩落の原因にはいろいろと理由があるようですが、ガジュマルの木によるものが最も大きいとガイドさんが言ってました。
鳥のフンの中などにある種子から芽を出した木が、南国の気候のもと一気に成長し、その重みや根の力強さに負けて遺跡が崩落してしまう、とのこと。
場所によっては、崩落してはいるものの、ある程度の補強と観光用の足場が設置されている場所があり、内部を歩いてみることができるようになっているところがあります。
えっ?こんなところに入っていくの?と言った場所になってまして、スリル満点です。
ここはぜひ皆さんに行っていただきたい場所の一つです。
ホテルへ
ベンメリアの観光を終えて、車に乗ったところで突然のスコール。
すっかり忘れていたましたが、この時期のカンボジアは、雨季の始まりの季節。
インドネシアと全く変わらない感じの雨量でした。
ホテルに戻る途中にお土産屋に立ち寄りました。
そこには甘味処が併設されていたので、思わずフルーツかき氷を購入、食すことに。
マンゴー、パパイヤ、ドラゴンフルーツ?などがたくさん入っていて、とても美味しかったです。
その後は、ホテルに戻り本日のツアーは終了。
ひとまず部屋に一息つくことに。
夕食へ
夕食は昨日と同じくパブストリートに食べにいくことにしました。
シェリムアップの治安は問題無さそう、という自信がついたので、この日も歩いてパブストリートまで行くことにしました。
昨日とは違う道を通り、パブストリートへ。
夕食は、“バナナリーフ“というレストランで食べることにしました。
ここの食事も非常にお手軽な値段でたっぷりと食べることができました。
20時くらいに食事を終え、この日はトゥクトゥクに乗ってホテルまで戻ることに。
相場感が分からなかったのですが、運転手のおっちゃんが“3人で5ドル“というのを“3人で3ドル“まで値切り、ホテルまで送ってもらいました。
おそらく、USDで支払う場合は1人1ドルが最安値で、3人などの複数の場合はもう少し値切れたかもしれないと思います。
この日のまとめ
とにかく驚いたこととしては、名前すら知らなかった遺跡でも、ものすごい迫力があった、ということです。
特にベンメリアは、すごいの一言です。
郊外にある有名な遺跡群を、1日かけて回るツアーに申し込んで正解でした。
トゥクトゥクだと距離的にもしんどいですし、うまく捕まえられるか不安になってしまうので、ツアーという選択をしたのは良かったと考えます。
また、パブストリートや、マーケットに行く場合は、トゥクトゥクに乗っていけば問題ないと思います。
いつの日か、皆さんが旅行に行った際の参考になれば幸いです。
さて、長くなってしまいましたが、2日目はここまでとなります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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