最愛の家族とのお別れ

2024年9月末に最愛の母が急死しました。

私たち家族全員がまさかこんなことになるなんてという気持ちでした。

ましてや71歳で亡くなるなんて夢にも思っておらず、今までに両親の終活について家族で真剣に議論したことなどはなく、終始ドタバタしてしまいました。

今回の記事は、同じような境遇になってしまった人に対して少しでも役に立てば良いと思いこの記事を書きたいと思います。

🔸遺体を確認

自宅で冷たくなっていた母を父が発見。

119番連絡、救急車が駆けつけたのち、救急隊員の判断で病院へは搬送せず警察へ連絡を入れ自宅に警察が来ました。現場検証ののち、ご遺体は警察へ搬送。

警察にて事件性の有無を確認することとなる。

 ✅まずは救急119番へ連絡。

   その後は救急隊員の指示に従いましょう。

夜半に警察から入電。翌日のAMにご遺体をお迎え、葬儀屋と調整をする旨の指示を受ける。

🔸葬儀屋さんの決定

私の場合はインターネット検索で対応しました。

24時間受付の電話番号などがHPに掲載されているため、自宅から近い場所に斎場がある葬儀屋さんへ電話を実施。

疑問点を種々話して決める必要がありますが、葬儀屋さんによっては夜間は受付のみで、ご遺体引き取りの段取りを決めることができない葬儀屋さんもありました。

最終的に葬儀屋を決める場合は、少なくとも下記については決めておいた方が良いです。

 ✅家族葬、一般葬、ご遺体をどこに戻すのか。

 ✅いつ、どこにご遺体をお迎えに行くのか。

🔸警察へ

受付にて担当刑事さんを呼び出してもらい、検死結果の報告を聞く。

私の母については事件性は無く、体にメスを入れることもありませんでした。

その後指定された病院へ行き“死体検案書”を受け取りにいきます。

なお、死体検案書は高額で、私の場合は¥77,000でした。

現金でないとNGなため、事前に現金を用意しておきましょう。

 ✅死体検案書は高額。病院へ行く前に現金を用意しておく必要がある。

🔸葬儀屋へ

私の場合は葬儀屋で母を預かっていただくこととしました。

まずは葬儀屋にて母と再会・対面を行いました。

その後に、葬儀屋さんと今後の予定について打ち合わせを実施。

葬儀日程については、火葬場の予約が取れないことには決定できないため、翌日に再度打ち合わせの時間を約束し、その日は帰宅。

 ✅ご遺体と初の対面となるため、心中は非常に波立っている状況。

   👉打ち合わせに頭のリソースを廻す余裕はないので、まずは気持ちを落ち着けることが肝要。

🔸葬儀についての打ち合わせ

翌日に葬儀屋へ出向き、今後の日程や葬儀プランの打ち合わせを実施。

私の場合は、さがみ典礼さんにお世話になることとしました。

 ✅大手メーカーは対応が違う。

   👉些細な質問に対しても的確に答えてくれる。

 ✅夜中シフトでも“決定”をしてくれる。

 ✅ネットでも葬儀費用の目安が記載されており、目星をつけられるのが良い。

葬儀実施に向けて決めていく内容は次のとおり。

①プランの決定

 ✅葬儀のスタイル 一般葬・家族葬

  👉家族葬とはいえ家族以外の参列も可能。(親戚や故人の友人など。)

    人数規模感としては、

   〜10人 ・・・ 親、兄妹

   〜30人 ・・・ 家族葬

   30人〜 ・・・ 一般葬

 ✅葬儀会場

 ✅参列者の人数

 ✅火葬場への移動手段

  👉自家用車で同行することも可能ですが、遺族の運転は避けた方が良い。マイクロバスの予約対応をしてくれます。

 ✅精進落とし料理

 ✅お寺さんの手配

  👉私たち家族は菩提寺などはなく、お寺さんはさがみ典礼さんに一任。

   宗派を伝えることで手配を実施してくれる。

 ✅戒名の有無

 ✅遺影の決定

②オプションの決定

 基本プランは非常にシンプルなものとなっていました。骨壷は純白、棺は顔部分のみ、など。

 ✅骨壷、棺桶、遺影額縁

 ✅供花

  👉喪主、親族も供花をお供えしましょう。

   絶対に、ということではないと思いますが、私としては出す方が良いと思います。

   自己満足かもしれませんが、少しでも故人が寂しい思いをしないで済むのではないか、と思っています。

 ✅死装束

 ✅エンバーミング

  対応日は面会ができなくなりますが、私個人としては実施してもらって良かったと思っています。

 ✅葬儀の前までに自宅へ祭壇の設置に来てくれます。

  仏具なども用意をしてくれます。

③当日の流れの説明

 ✅喪主がやるべきことの説明

  👉大まかなマニュアルは、さがみ典礼が用意してくれていました。

 ✅お坊さんへのご挨拶、お布施の手渡し

 ✅参列者受付窓口担当の決定、やること

  👉芳名帳、薄墨ペン、メモ帳、お布施袋、袱紗などはさがみ典礼が用意してくれています。

 ✅当日の集合時間・場所

🔸葬儀当日

予定時間に葬儀屋に到着。

葬儀屋さんと段取りについて最終確認を実施。

式次第に則って進めていきます。

当家は喪主は父としましたが、やはり悲しみが深く対応するのは難しいと判断し、姉と私が主となって進めていきました。

 ✅供花の確認

  👉並び順(当日は最終確認のみで、実際には前日に確認・指示をしました。)

 ✅葬儀開始前に参列者へのご挨拶

 ✅お坊さんへのご挨拶、お布施の手渡し

 ✅喪主挨拶

 ✅帰宅者へのご挨拶

 ✅火葬場での待機時間の間食手配

 ✅精進落とし会食のご挨拶

  👉開始、終了

 ✅帰宅者へのご挨拶

参列者が帰宅したら、最後に斎場の担当者から後日にさがみ典礼グループとして葬儀後のアフターフォローを担当する部署から連絡が行く旨の話を聞いて解散。

持ち帰るものは下記。

 ✅御遺骨

 ✅仮位牌

 ✅遺影

 ✅香典返し(職場用など)

🔸最後に

喪主というのは想像以上に大変です。

近親者が亡くなるという深い悲しみの中にあるにもかかわらず、決定しなくてはならないことが上記の通り山のようにあります。

だからこそ兄妹が力を合わせて対応をする必要があると、改めて実感をしました。

また大手メーカーであるさがみ典礼が私たち家族にとって非常に大きな助けになりました。

近年は核家族が進んでいること、菩提寺などのお付き合いが薄れてきていること、マンションなどの集合住宅で生活をする人が増えてきていることなどから、葬儀の形態も大きく変わってきていると思います。

だからこそ日頃から葬儀に限らず、さまざまな情報を能動的にとりにいく、といったことが重要になると思います。

上記の記事が誰かの役に立つことがあれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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