2017年 年末に行った、スリランカ旅行の3日目となります。
この日は、この旅行のメインと言える“シーギリヤ”の観光です。
それでは早速書いていきたいと思います。
ホテル
朝起きて朝靄が若干かかっている中、湖に面した庭園を散歩してしました。
ほかに観光客はおらず、私たちだけで朝の庭園を独占。
とても気持ちいい散歩でした。
朝食はこの日もビュッフェ。
どのホテルの料理も、どことなく似たようなものが出てくるので、若干“飽き“が出て来てしまった。
宿泊したホテルがシーギリヤから少々離れた場所にあるため、ホテルの入り口で写真を撮って、足早に移動開始。
シーギリヤ
シーギリヤ到着は9時半頃。
駐車場はすでに車でいっぱいで、チケット売り場でも多くの観光客がいました。
庭園
シーギリヤには、王宮があった岩山の周りにも遺跡があり、現在はそれらも整備されていて、公園のようになっています。
庭園にある池や跡地の説明をしてもらいながら、はるか先に見えるシーギリヤロックへ向かってゆっくりと歩いていきます。
登り始め
シーギリヤロックへの登り始めの階段に差し掛かったところで、ガイドも想定外の事態が。
なんと、観光客が多すぎることによる大渋滞が発生中。それはまるで、ディズニーランドの様相。
ちょっと登っては止まる、を延々と繰り返すことに。。。
登りはじめは、そこそこ日陰の場所も多く、暑さは問題なかったのですが、階段の踏み幅は極端に狭く、また人が非常に多く密集しているため、どことなく居心地が悪い。
そんな中、会話で気を紛らわしながらなんとか我慢。
最初の見所は、シーギリヤレディの壁画なのだが、そこに到着するまでにたっぷり1時間はかかってしまった。
現在は、壁画の保存を理由として、シーギリヤレディの壁画の写真撮影は禁止となっています。
ネット上でしか見たことのないシーギリヤレディの壁画は、色彩も色濃く残っており、とても心に響きました。
その後ミラーウォールのところまで進んだら、今までの渋滞がなんだったのか?と思えるぐらいスムーズに進むことができた。
ライオン像
岩の中腹まで登ると、そこにはライオンの像がある開けた広場があります。
昔はライオンの全身像があったと言われているのですが、現在は前足のみが残っている状態です。
その前足の作りはとても精巧で、見るものを黙らせるような迫力を感じました。
ここは有名な写真撮影場所となっており、多くの観光客が記念撮影をするために順番待ちを行なってました。
私たちもそれに倣い、記念写真を撮るべく順番待ち。
そこから先は、岩場に無理やり取り付けたような鉄筋の階段を登り、シーギリヤロックの最上部へ。
この階段は、一本の道を登りと下りがすれ違いで進む必要があり、決して広いとは言えない幅を進むため、歩みはだいぶ遅くなります。
いざ頂上!王宮跡
やっとの思いで到達した頂上。
そこは王宮があっただけあって、非常に開けて広く、見晴らしも良い、綺麗に整備された石畳跡が見られました。
まさかこんな岩山の頂上に、これほど綺麗な場所があるなんて想像もつかないです。
実際に自分の足で登ってきて、その大変さを知っているため、こんな場所にこのような設備を作るなんて、どんでも無いなぁと思い、思わずため息が出てしまいました。
シーギリヤロックの向かいに、同じくらいの高さの山があるだけで、その他は周りに高い場所は無く、見晴らしがとても良いです。
下界はジャングル!
自分たちが歩いてきた道がまっすぐ伸びているのが見え、今いる場所がいかに高い場所なのかを実感することが出来ます。
この俗世から隔絶された場所、ここに王宮を作った王様、普通の精神を持っている人間ではないな、と考えてしまう。相当に精神的に追い込まれていたんだなぁ、すでに精神は疑心暗鬼に囚われていたのだと思う。
是非、この場所には自分の足で行って見てほしいと思います。
ここまでたどり着くのに、ガイドが全く想定していないくらい時間がかかってしまったため、下りはガイドがものすごい勢いで先に進んでしまいました。私たちもそれにおいて行かれない様なペースで下って行くことに。
昼食
シーギリヤロックを後にして、昼食は前日と同じレストランへ。
当然メニューは全く同じ。
カレーを含めて、ちょっと料理には“飽き“が出てきてしまった感じがある。
流石に同じようなものを食べ続けていると、なかなか厳しいです。
スパイスガーデン
昼食の後はスパイスガーデンへ。
ここは様々な香辛料の元となる植物が植えられた庭園です。
日本語が喋れるガーデンのガイドさんが付いて、庭園内を案内してしてくれます。
庭園内にはさまざまな香辛料の樹が植えられていて、その間に遊歩道が設置されています。
ガイドさんに説明を受けながら、実際に香辛料の木や葉に触れながら見学することができます。
見たことがない様な香辛料の木もあり、かなり面白かったです。
特に私が興味を持ったのは、胡椒です。
その昔、ヨーロッパの国々が胡椒を求めてインド・スリランカに押し寄せたんだなぁと感慨深げに思いつつ、初めて見る木を観察しました。
ここはおすすめ。お土産も予想外にたくさん購入してしまいました。
キャンディ
その後は本日の宿がある、キャンディへ向けてひたすら移動。
山道、といっても道路はそこそこに整備されており、車内で睡眠を取りつつひたすら移動。
街には、17時半くらいに到着。
キャンディダンス
まずはキャンディダンスを鑑賞しました。
かなり混んでる&ストーリーがよくわからなかったこともあり、さほど楽しむことができなかったです。
仏歯寺
キャンディーダンスの次は仏歯寺へ。
ここはかなりの数の参拝客・観光客がいた。仏歯寺に入る前に、ガイドさんに連れられて、ゆりの花を購入。
これは仏歯寺内でお参りをする際に、お供物として使用するためです。
ものすごく多くの観光客と参拝に来ている人々が溢れんばかりにいました。
敬虔なブッディストもかなりいるので、そういった方々に配慮しつつの観光が重要。
ホテルへ
観光が終わったら本日の宿へ移動。
ホテルは、キャンディダンスを見た劇場の上の高台にありました。
外観はとても綺麗な感じ。
ただし、各部屋へ行ってみると、扉の下に隙間があったりと、作りは若干雑。
本日がツアー最後の宿であったが、結局初日にネゴンボで泊まったホテルが最も綺麗で設備も最新だった。
食事はホテルのレストランで取リました。この旅で初めてとなるビュッフェでは無い食事。
シーギリヤで想定以上に時間がかかったこともあり、食事は軽めに済ませ、早々に各自の部屋へ戻り本日は終了。
この日のまとめ
今日はこのスリランカ旅行であるシーギリヤを見ることができて大満足だった。
世界遺産に登録されている場所ということもあり、観光客の数に驚いた。
頂上に登る階段も、ディズニーランドばりに大渋滞を起こしていたことも同様に驚いた。
ガイドさんも、このように渋滞しているのは初めてだったようで、途中から少し機嫌が悪くなってましたw
結局、頂上に到達するのに2時間弱もかかってしまい、そのあとの予定が押していることもあり、頂上でゆっくりする時間が少なかったのは心残りでした。
ただ、あの雄大な景色を心に刻めたのは、とてもよい経験となりました。
それでは、次回が2017年 年末のスリランカ旅行の最終回となります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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